ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
掃除機譚(後3)
2023/01/22
Sun. 06:17
掃除機が無ければ、掃除は捗らない。
これは多くの方にご同意いただける命題だと思います。
しかしながら、ほとんどの人がそうだと思うのですが、人生において掃除をしている時間よりも、していない時間の方が圧倒的に長い。
掃除機は、日常の営みで使用する道具の中でも群を抜く嵩張りを持つ物です(少なくとも私にとっては)。
そのわずかな時間というか便利さのために空間を損ねている。
デザインが、空間に溶け込むというか、存在を消すようなものであればいいのですが、機能上そうもいかない。
その掃除機が、今、2台、部屋にあるのです。
おそろしい光景です。
ずっとありそうで怖い。

置いているのは物置と化した洋室なので別にいいのですが、六畳和室でゴッホとゴーギャンが言い争いをしているくらい、目にうるさいです。
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掃除機譚(後2)
2023/01/20
Fri. 05:45
"dyson" は、先端にレーザーが付いていて、ゴミを見えやすくしてくれるのですが、フローリングの隅などさらさらーっとかけても、まだ浮かび上がるゴミがあります。
前エントリーの理由により、そこで"Coupe Star" の登場です。
残ったゴミ周辺をひとかけすると、その後レーザーで照らしてもゴミは浮かび上がりません。綺麗に無くなっているのがわかります。
なんだかなー、と思いながら両方使っています。
なんだかなー。

見えないものが明らかになるというのも困ったものです。
知らない方が幸せだということもありますね。
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掃除機譚(後1)
2023/01/16
Mon. 00:43
あれですね、"dyson" は、ノズル直下にあるゴミには非常に強いのですが、周辺には少し弱い。
しかし、20century's "Coupe Star" は、ノズル周辺までワイドに、パワフルに、強欲に、なんでも吸引する。
前者が与えられたパートだけをきちんとこなすオーケストラの一員で、後者がいろいろと頼んでもないのに余計なことばかりする昭和の体育会野郎のような感じです。

頼もしさでいったら後者なのですけれども。
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掃除機譚(中)
2023/01/13
Fri. 04:51
"dyson" ですが、あまりスムーズに動きすぎて、本当にゴミを吸っているのかという疑いが生まれています。
手元の集塵器にゴミは溜まっていくので、吸っていることは明らかなのですが、どうもそれに見合う手応えがない。
"Coupe Star" は、キッチンの床マットが吸い付くほどに吸引力が強い。しかし、"dyson" はそのマットの上を何の抵抗もなく、さらさらーっと行ってしまう。
ほんとに吸ってんのか、ん?って思ってしまいます。

手応えって大切ですよね。
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