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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

 

2017/09/05
Tue. 05:22



マンションの自室の近くのいずれかの部屋に、明け方になると、けたたましい奇声で啼き出す鳥がいる。
だいぶ涼しくなって夜は秋の虫が鳴き始めたが、その虫たちの心地よい音の世界をぶち壊すようにして、その奇鳥が啼き出すのだ。
狂った目覚まし時計が止められることなく間歇的に永遠に鳴っているようなものなので、これから寝ようとするわたしにとってはおそろしく邪魔でしかない。窓を開けている季節は最悪だ。

動画でそれらしい啼き声を持った鳥を探してみるが、見つからない。
種がわからぬまま、その鳥をバーバラと名付けた。由来も意味もない。
ちょうどいま、そのバーバラが啼き始めた。



R0024745.jpg



「鳥」と書きはしたが、姿を見ていないので、わたしがいままで見たり聞いたりしたことのない動物である可能性も捨てきれない。
人だったら恐ろしい。


 

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2017-09