ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
牡丹餅と御萩
2018/09/26
Wed. 05:02
御萩を大量にいただきました。
漉し餡のなめらかさと、餅のつぶつぶ感の共演は、滲みと掠れが完璧に調和した書のようです。
これなら100個いけると思いながら(100個は大袈裟ですね、10個です)、他の人たちのために2個でやめときました。

鎌倉に「ぼたもち寺(常栄寺)」があります。
周囲は人通りが少ないうえに風情があるので、ひっそりと鎌倉散策したい方にはかなりおすすめです。

「たつのくち くびのおんざを ふしおがむ 婆のまごころ ぼたもち常栄寺」
牡丹の花にかけて、春の彼岸が「ぼたもち」。
萩の花にかけて、秋の彼岸が「御萩」と呼ぶのが一説らしいです。
ちなみにですが、夏は「夜船」、冬は「北窓」などとも呼ぶそうです。
あ、そうそう、秋にはとっくに負けています。
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