ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
十字架の前の穏やかな眠り
2013/12/23
Mon. 00:11
優しい弦の響きは僕を安らかに眠りへと誘った。
こんなにも穏やかな眠りはいったいどれくらいぶりだろう、とわずかに覚めた頭で考える。
意識の底近くをゆっくりと漂っていても音楽はちゃんと聴こえていて、この、浮遊しながらすべてを知覚している感じはほんとに気持ちがいい。
結末を知らせる最後の弦の音が止んだ。
手を拍つために、僕は浮上する。

恒例の十字架の前のクリスマスコンサートでした。
今年はチェロ5挺、グランドハープ1台という豪華さ。
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