ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
香魚
2014/07/22
Tue. 04:14
鮎の塩焼きを久しぶりに食べて、こどもの頃に読んだ「釣りキチ三平」というマンガを思い出した。
このマンガは小学生のころのバイブルだった。それ以来読み返していないが、サワリを聴くだけで、それはこれこれこんな話、といまでも頭にそのページが浮かぶのだ。
そう、鮎の話。
その「釣りキチ三平」の中で、鮎の匂いがスイカに似ているか似ていないかという言い争いから人を刺してしまうエピソードがある。
鮎は、そのスイカに似た匂いをもつことから香魚とも呼ばれている。
なぜ鮎はスイカの匂いがすると言われるのか、そのもとを調べてみると、どうやら加齢臭に含まれる成分と同一のものを持つことが原因らしい。
鮎のイメージが損なわれてしまうのではないかという余計な心配をしてしまう。

鮎は三夏の季語。ちょうどその三つ目の夏に食べたのでした。
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