ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
味のぬかるみ
2014/07/24
Thu. 01:59
ソースやケチャップ、マヨネーズなどの混合調味料をほとんど使わないので、たまに必要になって買ったりすると、その一回のみ使っただけで、残りはずっと冷蔵庫のこやしになっていたりする。
それでふと思い出して、それらを使ってもいいような料理を作るのだが、このような機会は次にいつ訪れるかわからない、できるだけたくさん使ってあげなければという義務感から、人間らしさを失った行為に走ってしまうのだ。

結果、食材のもつ繊細な味などはそれら泥濘に埋没し、それだけ啜っても、あるいは飲んでも同じなのではなかろうかという結論に至る。
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