fc2ブログ

ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

ヘテロ 

2016/05/24
Tue. 05:13



りんごは果実の中の種を植えて育てても、同じような「りんご」には成長せず、まったく別物の野生の木になるらしい。
同じような食べられる実を成させたい(「成させたい」この日本語初めて使うんですけど合っていますか。検索しても見当たりません。助動詞のルールでは合っているはず・・・)のならば接ぎ木しなければならない。
接ぎ木は挿し木とは違い、二種の植物の切断面を人為的に接着する方法で、たとえば病気に強い木と、美味しい果実が成る木を接ぎ木すれば、病気に強い美味しい実の成る木が育つ可能性が高いらしい。

もしかしたら人間初の頭部移植手術が近いうちに行われるかもしれないという。
個人的に、両方の「いいとこ取り」は可能かという点と、臓器の一部を移植しただけで人格が変わったという話もよく聞くので、手術後の「意識の変化」はどうなのか、という点に非常に興味がある。
「いいとこ取り」は、「病気に強い美味しいりんご」になるかということ。
「意識の変化」があるとするなら、もっと具体的に、意識が変化していく過程を本人が意識することができるのか、ということ。
周囲から見た変化後の結果ではなくて、被術者の、時間に沿った知覚に焦点を持っていきたい。脳を占める自分の割合が減っていくごとに記憶はどうなるのかとか。なんだか考えるだけでぞわぞわする。



R0022740.jpg



焼いた魚がとても美味しいお店を見つけました。「やんも」を思い出しました。




 


[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

page top

2023-03