ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
蚊
2016/09/15
Thu. 04:41
自由が丘での稽古中に、蚊に刺された、と私はぼそっと呟く。
わたし、ここ何年も蚊に刺されてないです。と筆を持つ手を止め言う人あり。
いいなあと思う気持ちよりも逆に心配になって、それって大丈夫なんですか!?と私は訊く。
その人は謎めいた笑いを残し、文字の続きを書き始める。
瞳の奥に見えた妖しい光はなんだったのだろうか。
今度、護符とか十字架とか持って行こう。
でも、蚊に刺されない身体を手にいれるのもありかもしれない。

ついこの間、虫博士の高校生が「足の常在菌の種類の多さ」が刺されやすさに関係しているという発見をした、との話題を耳にしたばかりだったので、ふむふむといったところです。
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