ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
冷たい胃袋
2017/02/10
Fri. 05:24
こんなからだの芯から冷えるような日は、シチューなどの、熱いとろみのある液状の食物で、胃袋もこころも満たされるのが理想だ。
しかし現実はそう甘くなく、教室後に買い物に行く気力も、一人でお店に入る気力も無く、帰って冷蔵庫を開けてみれば、大根としらすと干しエビしか無く、それらを適当に調理した、冬のシベリアのような殺風景な料理(というか全部を和えたサラダなんだけれども)を、モーツァルトの「涙の日」を空耳しながら、一人寂しく、それのみをしゃこしゃこ食べるという、まあなんという質素な食事なんでしょう!と万人に感嘆符付きで憐れまれるような夕餉だったわけだ。
その後、炭水化物をフルーツグラノーラで摂り、気持ちの平衡を謀る。

私は、味噌汁は「食べる」派であって、「飲む」派ではない。
味噌汁はシチューと同じ範疇である。
お吸い物なら「飲む」かなあ。
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