ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
緑の去勢
2017/06/05
Mon. 04:37
承前(でもないかもしれない)
いただいた花を花器に移しました。
花瓶は3本しかなくてそれでは足らず、ペットボトルやカップ、ボウルを総動員しています。
もともと緑の多い部屋ですが、いまは床もテーブルの上もジャングルのようになっています。

カサブランカの雄しべは開き始めに摘み取るのが良いようですが、私に宿るオスの本能がそうさせまいとして立ちはだかります(画廊でも家でも)。
けっきょく完全に開ききってから已む無く実行です。
とにかく摘むのが心苦しかった。
去勢手術する獣医(男)もこんな気持ちを抱くのでしょうか。

手元が乱れると、花粉は平気で散ります。
誰かのウエディングドレスにそっとつけたい。

蕾はあと三つほどあるので、痛みを受容れつつ去勢しなければなりません。
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