ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
差
2018/02/06
Tue. 05:46
五徳の上に置いた鉄フライパンを移動しようと、右手でテニスラケットを扱うようにひょいと持ち上げた。料理するときも洗うときも左手で持っているため、右手に感じるであろう予測の重さと、実際の重さに大きな隔たりがあって、手首を痛めてしまった。ばかである。
昔、あんパンを手渡されて、一般的な重さのあんパンという意識下でもらったのだが、なんとかという有名処の、餡が極限まで詰まったずっしりと重いあんパンで、あやうく落としそうになったことを思い出した。

友人から聞いた話であるが、こどもの運動会、お父さん参加の徒競走で、昔びしびし走っていた頃のイメージを持ったまま臨んでしまうと、脚の回転速度が思いとは裏腹のようで、スタート直後、前のめりにゴロゴロ転がってしまう大人たちがゴロゴロいるらしい。
学生時代に人に聞いた話であるが、合コンに可愛い子ばっかり連れて行くね!と女子側幹事に言われ、男性陣はそれぞれの可愛い子を頭の中でかたちづくって楽しみに席に着いていたのであるが・・・・・・。という話を聞いたことがある。しつこいようだが人に聞いた話である。
実測と予測との間に大きな隔たりがあって心身を窶す事例はわりとあるな。
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