ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
全身八角
2018/07/21
Sat. 05:51
薬膳鍋のスパイスとして入っていた八角を食べた。
2個。
本来食べるものではないのだろうが、入っていたら食べる。
あの味と香りが何十倍にも濃縮された、硬い木屑のようだった。

効能のひとつとして血流が良くなるらしい。
血がぎゅんぎゅんいいながら身体中を巡っている。
その血が、八角の匂いを隅々まで運んでいる。
呼気だけでなく、体の毛穴すべてから八角の匂いが立ち昇っている気がする。
遠き中国に思いを馳せる。
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