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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

落葉の彩 

2018/12/05
Wed. 05:11





訪れた、紅葉で有名な公園は、まだ半分ほど葉を残していた。


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まったく期待していなかったので、秋の尻尾をまだちょっと掴んでいることを嬉しく思う。


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敷きつめられた葉はまだ色鮮やかなものばかりで、天地が逆転したかのようだ。


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黒く濡れた岩肌の紅葉が好き。


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鯉は葉筏を揺らすことなく。


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落ち葉を山のように集めて、色鮮やかさと形を保ちつつ、綺麗(滅菌、そして程よい乾燥)にしてから、わっしゃわっしゃ潜り込みたい。
匂いはある程度あった方が良い。ベチバーのような。


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みなもに浮いた葉を葉筏と呼ぶのなら、みなぞこに沈んだ葉はなんと呼ぶのか。


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菱田春草の「落葉」が好き。MOA美術館に観に行ったのに無かったのは痛恨だった思い出。
菱田春草は最も好きな日本画家の一人。


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帰ってきて、バッグのポケットからもみじが一葉。



最後の葉は、本当にさっき、サイドポケットに入った小カメラを出した時に気がついたのです。
なんだか取るのがめんどくさくて忍ばれて、まだバッグのポケットに入ったまま。




 

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