ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
背徳のカレー
2019/01/31
Thu. 04:34
レトルトカレーが猛烈に食べたくなる時がある。
手軽だから、とかではなく、それを心から欲するのである。
たったいま、カツカレーをネットで見てしまい、明日の夕食は絶対にカツレトルトカレーにすると決まった。
これを書きながらも、思考は味の組み合わせに費やされている。というか、書いて、思考の再確認をしている。
カツはスーパーの出来合いのものでいい。ヒレではなく脂身多めのロースだ。揚げたてが望ましいがそれでは高級感が出てしまう。ここでは相応しくない。レンジで軽く温めるに留めよう。レトルトカレーも、安いものの方が断然いい。さらっとしたものでなく、とろみの強いやつだ。中辛でいこう。そしてその上にソースをどぼどぼとかけるのだ。ソースはウスターよりもカレールーの粘性係数に近いとんかつソース。1200kcalは優に超えるだろう。成城石井のプレミアムチーズケーキ一本に匹敵する。
ああ、なんという背徳感だ。
明日の夜は悪魔が私に「いいね」をくれるだろう。

米は、このドレスのゴージャスさに負けない、歯ごたえの頂点に君臨する雪若丸と決まっている。
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