ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
欠落の補完
2019/11/02
Sat. 00:58
映像を見ていて、ふと懐かしさに囚われる場所や景色を目にすることがある。
実際にそこを訪れたこともなければ、住んだこともないのだけれど、そこを目にした途端、胸の内になにか暖かいものが溢れ出してくるのだ。

この郷愁に似た感情は、おそらくその映像の中に、情報としては無い、匂いだとか温度だとか湿度だとかを自分で補完し、良い思い出に似た情景を創っているからかもしれない。ちょっと違う気もするが、大きく外れてはいないと思う。
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