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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

友の戦死 

2009/03/11
Wed. 04:20

同じ仕事で活躍してきた親友が第一線から退いた。
歳も同じで、誕生日も2 週間ほどしか違わず、
仕事のこと、プライベートのこと、なんでも話せるテキサス生まれの男だった。

時間にルーズで何度注意したかわからない。

好きなものは「好き」、嫌いなものは「大丈夫」と言う男だった。

私は全然元気じゃないのに、私を見ると必ず「元気だねー」と言った。

「から元気」という日本語を教えたら、気に入ったらしくしょっちゅう使っていた。
「今日、僕、から元気ですからぁー」
使い方、ちょっと違うし・・・。

誰彼かまわずhugするのが好きで、
彼の腕の中で目を白黒させている年配の日本人女性を見たのは一度ではない。

そして、たくさんの人に愛され、たくさんの人を愛していた。

いつかはこんな日がくるとは思っていたが、
いざ、この日がやってくると、友が戦死したかのような重い悲しみがある。
一線で共に戦ってきた友の死。
何本かある私の糸の少なくとも一本は切れてしまった。


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この記事に対するコメント

まさかナイキのシューズの笑顔がまぶしいイケメンでは!?とドキッとしました。
親友の引退は、辛すぎる現実ですね。しばらくはKOYさんがから元気ですかね?!
友の分もプラスのエネルギーに変えて、これからも活躍して下さいね!

くずあや #79D/WHSg | URL | 2009/03/12 16:36 * edit *

くずあや さま
こんにちは。
そうなんです。ナイキのシューズの笑顔がまぶしいイケメンです。
ショックが大きくて、自分のことも考えてしまいます。


atelierkoy #79D/WHSg | URL | 2009/03/12 23:44 * edit *

1604さま
こんにちは。
彼の存在は大きかったので、私だけでなく多くの人が悲しんでいると思います。

atelierkoy #79D/WHSg | URL | 2009/03/12 23:49 * edit *

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