ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
夜桜の樹の下には。
2009/04/07
Tue. 02:44
友人と夜桜をはしごした。

夜桜を観ると必ず、梶井基次郎の「桜の樹の下には」を思い出す。
根にからめた屍体から透明の体液を吸いあげ、
咲く花のひとつひとつに行き渡らせる。

夜の満開のソメイヨシノは、美しさよりも、妖しさ、恐ろしさが勝つ。

悩んでいたことが嘘のようにふっきれた。
突然の心の変化に自分でも戸惑いを覚える。
なにを鬱々としていたのか。
あまりのばかばかしさについ微笑んでしまう。

初心に帰ろうと思う。

夜桜を観ると必ず、梶井基次郎の「桜の樹の下には」を思い出す。
根にからめた屍体から透明の体液を吸いあげ、
咲く花のひとつひとつに行き渡らせる。

夜の満開のソメイヨシノは、美しさよりも、妖しさ、恐ろしさが勝つ。

悩んでいたことが嘘のようにふっきれた。
突然の心の変化に自分でも戸惑いを覚える。
なにを鬱々としていたのか。
あまりのばかばかしさについ微笑んでしまう。

初心に帰ろうと思う。
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この記事に対するコメント
夜桜は素敵ですょね
現実逃避して、逃避先が楽しかったら、現実に戻ると、かなりの落差に愕然とします。
自然に吹っ切れて良かったですね
1604 #79D/WHSg | URL | 2009/04/07 09:06 * edit *
1604さま
こんにちは。
夜桜ほど生命力を感じるものはあまりないですね。
吹っ切ったら、楽!
atelierkoy #79D/WHSg | URL | 2009/04/08 01:12 * edit *
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