ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
ハート型の遺痕
2009/08/24
Mon. 01:06
ベランダに出していたレモンユーカリの樹が、
強い風でいつの間にか倒れていた。
熱いコンクリートに長い時間触れた葉は
かなりの火傷を負ってしまっていた。
生え始めたばかりの幼い葉にも
葉幅のほとんどを占める穴が開き、
両縁でどうにか切断を免れている状態だった。
主脈が完全に断ち切られていたので
その葉の生長はもうないだろうと思っていたが、
生命の力はすごいもので、
支脈のみで養分をその先にまで届け、
あんなに痛々しかった大きな穴が
可愛いハートマークに思えるほど立派になった。

強い風でいつの間にか倒れていた。
熱いコンクリートに長い時間触れた葉は
かなりの火傷を負ってしまっていた。
生え始めたばかりの幼い葉にも
葉幅のほとんどを占める穴が開き、
両縁でどうにか切断を免れている状態だった。
主脈が完全に断ち切られていたので
その葉の生長はもうないだろうと思っていたが、
生命の力はすごいもので、
支脈のみで養分をその先にまで届け、
あんなに痛々しかった大きな穴が
可愛いハートマークに思えるほど立派になった。

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