ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
Kさんのこと。<後>
2010/04/25
Sun. 00:00
承前。
<前編>をお読みになってからの方が、より理解が深まるかと思います。
Kさんはどんな夢を見ていたのでしょう。
オープントーナメントで優勝する夢だったのでしょうか、それとも素敵な伴侶を得る夢だったのでしょうか・・・。
そんな心地よいまどろみの中にいたKさんを鈍い衝撃が襲います。
な、な、なにごとなぁ~(Kさんはつねにこのように喋るのです)、と目を覚ますKさん。
まず目に入ってきたのは、艶めく車のボディでした。
Kさんは意識をかき集めて、事態の理解に努めます。
そして出た結論は、いくら考えても、どう考えても、その車はKさんを通過しないと到達し得ない場所にあるということでした。
Kさんよりも慌てたのは車を運転していた人です。
路上駐車の隙間を見つけ、車を停めようとしたら人が寝ていてランオーバー・・・なんて、これにはびっくりしてしまいます。

けっきょくのところ、車はKさんの脚だけを乗り越えたようで、大惨事にはならなかったことが不幸中の幸いでした。
ごくたまにKさんのことを思い出すとき、必ずこの出来事も一緒に私の脳裏に浮かぶのです。
Kさんはどんな夢を見ていたのでしょう。
オープントーナメントで優勝する夢だったのでしょうか、それとも素敵な伴侶を得る夢だったのでしょうか・・・。
そんな心地よいまどろみの中にいたKさんを鈍い衝撃が襲います。
な、な、なにごとなぁ~(Kさんはつねにこのように喋るのです)、と目を覚ますKさん。
まず目に入ってきたのは、艶めく車のボディでした。
Kさんは意識をかき集めて、事態の理解に努めます。
そして出た結論は、いくら考えても、どう考えても、その車はKさんを通過しないと到達し得ない場所にあるということでした。
Kさんよりも慌てたのは車を運転していた人です。
路上駐車の隙間を見つけ、車を停めようとしたら人が寝ていてランオーバー・・・なんて、これにはびっくりしてしまいます。

けっきょくのところ、車はKさんの脚だけを乗り越えたようで、大惨事にはならなかったことが不幸中の幸いでした。
ごくたまにKさんのことを思い出すとき、必ずこの出来事も一緒に私の脳裏に浮かぶのです。
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