ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
虫の音
2011/08/26
Fri. 04:30
窓の外でたくさんの夜の虫が鳴いている。
なんだかんだいって、もう秋なんだ、と思う。
まだまだ、三島由紀夫の「少しずつ空気に薄荷が交じり始める」には早いけど、
明け方の空気の粒はすこしずつ小さくなってきている。

私が空気に薄荷を感じるのは秋の終わりなんだけど、三島は夏の終わりにすでに感じていたんだねぇ。
負けた。
[edit]
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |