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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

祝い雪 

2012/03/01
Thu. 02:37



朝起きてカーテンを開けた瞬間、呆然と立ち尽くした。
ああ終わった、と思った。ここまで雪が積もるとは。
大きな牡丹雪はまるでなにかを祝うように舞い降りていて、やむ気配はいっこうになかった。
雨男の宿命として、搬入日、会期中、搬出日問わず、いままで数々の悪天候を呼び寄せた。
5月の銀座に、直径1センチほどの雹を落としたことすらある。
しかし今日のこの大雪は、みずからを呪ってしまうほどの、人生終わったと思わせるほどの衝戟だった。
いったいどうやって作品を会場に運ぼうか、そればかり考えた。

と考えたのは実は2分ぐらいで、部屋を移って、道路に面した窓から外を見たら、普通に車がびゅんびゅん走っていたので、ああ、これなら大丈夫と胸を撫で下ろしました。たいへんでしたけど。



IMGP0393.jpg



自分の宣伝はほんとに苦手でいつも怒られるのですが、明日から始まります。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。


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