ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
道の貌
2012/06/15
Fri. 05:22
晴れた日は仕事場まで自転車で行く。
ちょうど今頃は、日差しも風も心地よく、自転車に乗るには恰好の季節だ。といってももう梅雨に入ってしまい、そうそういい季節などとは言ってられないのだが。
行きはいつも同じルートを辿るが、帰り、時間のあるとき、軽い遠回りをしていろんな道を通る。
それぞれの道にはそれぞれの表情があって、また、びっくりするようなことに遭遇したりもして、頭の中で単なる薄っぺらい白黒の地図でしかなかったものが、道を識ることで、厚みと色を帯びていく。
横浜は坂が多く、ちょっとした選択の綾で鬼のような坂を上らなければならなくなってしまうときもある。そういうとき、引き返したり、別の道を選んだり、また自転車を降りて引いて歩いたりするのは、潔しとしない。絶対に漕ぎきる。
最近、脚のいろんなところに故障を抱えてるのは、もしかしたらこのせいなのかもしれない、といま思った。

余談だが、父は、"Bianchi"というイタリアのメーカーのマウンテンバイクの前方に、よくある婦人用自転車っぽいカゴをつけて、近所に買い物に行ったりしている。この人はほんとにもうなんでもありの世界に住んでいるのだ。
今度、実家に帰ったときは絶対に写真を撮ってきて、ここに、そのただのママチャリになった"Bianchi"を載せたいと思う。
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晴れた日は仕事場まで自転車で行く。ちょうど今頃は、日差しも風も心地よく、自転車に乗るには恰好の季節だ。といってももう梅雨に入ってしまい、そうそういい季節などとは言ってられないのだが。行きはいつも同じルートを辿るが、帰り、時間のあるとき、軽い遠回りをして...
まとめwoネタ速neo | 2012/06/19 07:38
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