ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
その下の世界
2012/08/17
Fri. 01:25
友人の娘が、海で拾って来たという、なめらかに磨かれた綺麗なガラスの欠片を見せてくれた。
楕円形の、ちょうどウズラの卵くらいの大きさで、うっすらとしたターコイズ・ブルーが美しかった。
表面は細かな傷で覆われ、曇っていたが、その下にはくっきりと透き通った世界がきちんと閉じ込められていた。
「きれいだね」と言うと、「お守りなの」と彼女。
「でも、こういちくんが欲しかったらあげてもいいよ」と、6歳になるその子は大人びた口調で言った。

もらってくればよかった。
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この記事に対するコメント
かわいい女の子♪
水に浸すと透明になるガラスの石かな?
海岸に落ちてる、なんとかって言う…☆
特別なお守りだから、違うかな♪
くずあや #- | URL | 2012/08/17 06:31 * edit *
Re: タイトルなし
たぶん、ガラス壜のかけらだと思います。って夢のない返事ですね(笑)。
私も小さい頃は同じようにきれいなガラスを海で見つけるのが好きでした。
今度、「こうちゃん」って呼ばせようかと思って。やっぱり「こういちくん」でいいか(笑)。
KOY #- | URL | 2012/08/18 02:06 * edit *
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