ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
神聖なる青
2012/09/19
Wed. 14:49
木立を通して見えた池の表面には、小さな葉がびっしりと浮かんでいて、思い描いていたものにはほど遠かった。
それでも、その間からのぞく水面は、全体をうかがい知るに十分なほど青く澄んでいて、底に沈む樹や、泳ぐ魚までもがその青の神秘性を纏っていた。

射し込む光の加減で、青は、薄藍にも瑠璃色にもなり、神聖な趣きはいよいよ強くなる。
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