ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
S.160/R.10 A159
2013/04/12
Fri. 18:28
たくさんの人が手に入れるのを間近で見ているのは複雑な心境だ。

仕事場に、本のことをよく話す主婦の方がいる。
彼女とは本の好みがものすごく近しいので、おもしろい作家を見つけると、お互いに情報を共有する。
だが、彼女は村上春樹と江國香織が苦手なのだ。
私が、まあ興味がないだろうけど、と前置きし彼らの本の話をし始めると、薄目をしながら首を振る。
私も薄目で首を振り返しながら、彼らの本の話を少しだけする。
この少しの積み重ねでいつか洗脳してやろうと思う。
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