ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
あるべき場所
2013/06/09
Sun. 03:50
野菜(具体的にいうと、パプリカ黄色オランダ産)を切っているときに、廊下の電気を消し忘れたのに気がつき、包丁を持ったままキッチンを出た。
廊下の突き当たりに姿見があって、そこにちょうど包丁をもった自分の姿が映っていたのだが、そのあまりの場違いさに震撼し、戦慄した。
物にはそれがあるべき場所というものがある。包丁はキッチンから出てはならないのだ。

そして、よく考えてみたら、それは物だけにとどまる話ではないとはたと気づく。
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