ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
夕べのジジ
2013/08/18
Sun. 01:16
西陽が斜に差し込む窓の網戸にアブラゼミがとまっていた。
前足は伸びきって、これ以上できないというほど、おもいきりのけぞっていた。
ああ、ツメが網戸からとれないまま寿命を迎えてしまうんだな、と思い近づいたら、ジ!ジジジジ!と強く鳴き始めた。
瀕死の態と思っていた姿は、実は、あごを上げて僕を見下している姿だったのだ。

鳴き声をじぇじぇじぇにして、別の結びも考えましたが、それってどうなんだろうと思い、やめました。
[edit]
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |